2026年4月23日、札幌パークホテルにて。
アートバイタル株式会社 岩下 雅敏は、北海道の病院事務長会「21クラブ様」よりお招きいただき、定例勉強会にて講演を行いました。
本会は、40年以上の歴史を持つ病院事務長の勉強会であり、現在も毎月開催・毎回30名以上が参加する、全国的にも非常に稀有でレベルの高い学びの場です。
このような歴史と継続性を持つ会に講師としてお招きいただいたことは、当社にとって大変光栄であり、同時に強い責任を感じる機会でもありました。
今回の登壇は、
21クラブ 幹事長 坂様(社会医療法人 北腎会 常務理事/坂泌尿器科病院 事務部長)のご厚意により実現したものです。
■ 他地域とは一線を画す「学びの質」
全国的に見ても、病院の勉強会は年に1〜2回程度の開催が一般的です。
その中で、21クラブ様は
毎月開催
40年以上継続
高い参加率
という、極めて稀な特徴を持っています。
当日も参加された事務長の皆様は、
非常に高い問題意識を持ち、
講演中も常にメモを取りながら傾聴
各論に踏み込んだ鋭い質問
実務に即した具体的なディスカッション
といった、“経営としての医療”を本気で考える場であることを強く実感しました。
これは単なる勉強会ではなく、
地域医療を支える経営層の意思決定の場であると言えます。
■ 講演テーマ
「選ばれない病院」から「選ばれる病院」へ
本講演では、制度変化の時代において、
病院が直面する本質的な課題として
人口減少
人材不足
物価上昇
医療機能の再編
を前提に、
「医療の質だけでは選ばれない時代」への転換について整理しました。
■ ダイジェスト:病院経営に起きている変化
現在、病院は同時に3つの選択を迫られています。
患者から選ばれること
働く人から選ばれること
地域から必要とされること
これは、従来の「医療提供」だけでは成立しません。
重要なのは、
『何をしているか”ではなく、“どう伝わっているか』です。
■ なぜ「伝え方」が経営に直結するのか
患者・求職者の行動は大きく変化しています。
受診前にWebで比較する
口コミやSNSを参考にする
職場の雰囲気や価値観を重視する
つまり、
「見える情報」で選ばれる時代
に完全に移行しています。
■ 「選ばれない病院」の共通点
講演では、実務視点から以下を提示しました。
強みが一言で説明できない
採用ページが求人票の延長
患者目線で設計されていない
情報が古いまま更新されていない
これは裏を返せば、
まだ大きな改善余地がある領域
でもあります。
■ 「選ばれる病院」になるための5つの条件
ビジョンの言語化
患者体験の設計
デジタル発信力
スタッフが誇れる職場づくり
地域連携のストーリー設計
重要なのは、
すべてを一度にやることではなく、どこから着手するかを見極めることです。
■ 講演を終えて。
今回の講演は単なる情報提供ではなく、
病院経営の変化を整理し
現場で動ける視点に落とし込み
院内の意思決定を支援する
という、当社の支援領域そのものを体現する機会となりました。
アートバイタルは、
広報・採用・DXを分断せず、「経営」として統合する支援を行っています。
最後に
今回の機会をいただいた21クラブ様、そして坂様に、改めて深く御礼申し上げます。
北海道におけるこのような取り組みは、
今後の地域医療の在り方において、非常に重要な意味を持つものです。
そして同時に、
アートバイタルとしても、
👉 全国の医療機関との接点を着実に広げていること
👉 経営層との対話を通じた実務支援が評価されていること
を実感する機会となりました。
今後も、
病院経営における「伝える力」の強化を通じて、
医療機関の持続的成長に貢献してまいります。
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